SLの代名詞、D51が新幹線の客車を引いて走るSLレストラン。
見上げると、そこには確かにSLがあった。
非常口には看板が落下。いく手をふさぐ。
内部に少し入ると、荒れ果てたエントランスが我々を迎える。
赤い橋、和風庭園、シャンデリア、そしてサンフラワー。異時元的インテリア。
ここのオーナーは乗り物に執着があったようだ。
無機質な従業員ボックス、無茶苦茶に破壊された時計。この空間の狂気を表している。
上にいってみよう。
ここはDQNサバゲーマーが徹底的な破壊をした。もう壊せる物は全部壊している。
ここまで壊さなければならない理由が知りたい。
ダミーの樽酒まで開封。持った時点で空なのは明白のはず。
個室の窓は船のような丸窓。凝っている。
3階からの眺めは住宅地が見えるだけ。
部屋の中はこんな感じ。部屋の外に線路があり、料理を運んで来るといった按配。
一方、厨房では新幹線の客車がオカモチになっていてスタンバっている。
ここに料理を入れて発進!TELが奇声を上げて喜ぶ。
SLが客室の周りを回って料理を運ぶ。特急の場合は止まらない。
蒸気機関車の代名詞、デゴイチ。
その凝りよう。ボイラーや石炭まで再現。999だとここから中に入れる。メーテルはすぐ脱ぐ。
パンフレット。SLの走る和風レストランが売り。子供大喜び。
当時のマッチ。焼肉屋も併設。
ビールの値段から、さほど高くなかったと思われる。茶碗蒸しも安い。
営業当時はこんなにも美しかった内装。おいしそうな料理。今はズタズタでボロボロだ。
線路は続くよどこまでも。さようならSLレストラン。
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