手前は新宅、奥が旧宅。
旧宅はほぼ藪に飲まれている。
屋根はもう崩落が始まっていた。
旧家らしい土間。
竹が家屋にまで侵入し、床を突き破って生えまくる。植物突撃兵。
天井が落ちてきて押しつぶされそうだ。皮肉なことに竹が天井を支える柱に。
襖も頑張って支えたが、時間の問題だ。
なんの機械かわからないが、ものすごく古い物のようだ。
台所はわりと最近まで使われたような跡が残っていた。
米タンク。最近は見ることもなくなった機械。
桐の箪笥。高級品だったのは間違いない。日本ではアンティークは大事にされなくなった。
大福帳。字はうまくはないが、貴重な一品。
この書類によると、かなりの土地持ちで資産家だったようだ。明治42年。
天井が落ちてきて潰されそうなのでもう出ます。お邪魔しました。
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