日本のハイテクはここから始まったと言っても過言ではない。
今はもう使われなくなった、電子の牙城。
1階は倉庫になっていて、農機具などが置いてあった。
昔の建物は天井や戸の高さが低い。昭和50年以降の建物から、十分な高さがある。
これといって工場らしいものは残っていない。
今の若い人は、真空管を見たことがないかもしれない。トランジスタすら。
わざわざ内部にこれがあるということは、使っていた当時から2階は閉鎖されていたのか。
全体的に崩壊が進んでおり危険だ。
漆喰の壁。休憩室。
わざわざ10時10分で時を止めてある。美意識の露出。
中庭にも建物があった。ここの野外には例外なくオーブが映りこむ。
煙突は空を見上げて昔を想う。
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