名称 外国人パブ複合廃墟
所在地 ***
探索日 2005年6月
廃墟開始日 2003年と推測
分類・規模
飲食店(外国人ショーパブ)
撮影 TEL
写真コメント pcfx


アトムなデザインにどんな意味があったかはわからないが、ここは男の休息地。だった。



一つの建物に二つの店舗。それも同系統の風俗店。



一方はフリピンショーパブ。もう一つはフィリピンパブ。



元は何の建物だったのか、明らかに後付けの設計。



店内はどちらもガランドウで、どっちがどっちかわからない。



ショーパブの方。このような店では、ヌード又はセミヌードで女性が踊るのを見て酒を飲む。



同じような作りのもう一つの方。こっちはパブだったのか。



イカゲソエイジ。これが噂のピジンイングリッシュか。



入場料3000円で1時間飲み放題。ドリンクの価格が二杯になっている。小銭レス。



シャッチョーサン、フルーツトッテイイカ? ツレダシスルカ? ワタシオカネナイヨ、ナンデモスルヨ。という萌えが存在する。



フィリピン人女性に多い名前の代表、モニカ。他にマリア、アンナ、ジェシカが多い。



とりあえずカタカナとひらがなは読み書きできる。問題は漢字だ。漢字文化というステータス。



頭のどこかでは彼女らを馬鹿にしているが、最終的に求める物はその天真爛漫だった。



南の楽園に突如やってくる線香臭い現実。マネージャーの人選とともに。



彼らの休みは10日に1回。ここでは全員奴隷。それでも明るく働いた。



ローラーブレードで半裸で走り回るアミューズメント。性とは決して神聖なものではない。



帰ろうとしたら、駐車場にプレハブがあった。ここが彼女らの住居。別名タコ部屋。



内部は二段ベッドがギッシリ。フィリピーナが安い滞在費を望んだか。搾取の巣か。



ここで集団で寝起きする。夜働いて、昼に寝る。ジャパンマネーを得るために。



20番のアップルちゃんの給与。この金額は何かを差引きした後なのか、週払いだったのか。



小包を送る料金表。安い、早い、安全が売り。フィリピーナは何を送ったのか。



国際電話のテレホンカード。彼女たちと祖国を結ぶ連絡手段。チョコを食べながら。



片足の人形。逃げられない象徴。



無言のメッセージが壁に突き刺さる。



どうもありがとう。おきをつけて。シャッチョサン カナラズ マタキテネ。・・・・・オクサント イツ ワカレルカ?



物件の感想
by TEL

外国人ショーパブの中でもいわゆる「フィリピンパブ」と呼ばれるジャンルの店舗が
2店舗集まった物件です。

当日は某サイトと某サイトの2サイトの管理人様にご案内して頂きました。(お世話に
なってどうもありがとうございました。)

上辺の華やかな部分と対照的な異国から出稼ぎにやって来たであろう彼女達の生活の
実態が重く圧し掛かる物件でした。