名称 WN邸
所在地 ***
探索日 2004/11/12
廃墟開始日 カレンダーは1972年でしたが…
分類・規模
民家(旧日本家屋)
撮影 TEL
写真コメント pcfx


木をかきわけて見えてきた。古い日本家屋。



瓦屋根で木造で横開きが基本。



夜中に行ってみるとわかりますが、物凄く怖いです。霊感なくてもなんか見えてきます。



最もお化け家敷な物件bP。



これが有名な「人影」。手前の木の形さえ気味が悪い。



台所。井戸が家屋のなかにあります。



井戸の中。たまに貞子がいますのでノックをしてから開けてください。呪殺されても知りません。



レンガの釜戸。ここで最後に料理がされたのはいつだったのでしょうか。



石造りのシンク。



トイレ。というより厠。あまりにクラシカルで失禁しそうです。



こちらは男子小便用。ツボだけ。



洗濯機は手回し脱水の時代のもの。若い人は見た事ないだろう。



居間のカレンダーは1972年。この頃流行った髪形の少女。



物盗りの仕業か、タンスが荒らされている。



布団が風化して綿だけになった。



天井が落ち始めている。襖も一生懸命支えているが、倒壊も時間の問題。



二階に上がる唯一の手段がこの階段とハシゴの中間のもの。



昭和15年の日記。一杯飲んで夕刻帰宅。



昭和44年の年賀状。



戦前のものと思われる書き方練習帳。



昭和27年の買物帳。



あげ20円。はがき千枚で五千円。酒二升で1090円。戦争直後で食料品が高い。



明治38年の年賀状。おわ様。



火鉢とトースター。パン食だったのか。戦後GHQによってパン食が強要された時期もある。



ミシン台。おわさんのものだったのか。



軍事郵便。戦地からの便り。



軍事郵便の裏側。オバサマ兄様のユウコトヲヨクキキクダサレ。私モソノウチニ帰リマス。



たっぷり堪能したところで、濃密な旧家を去ります。



物件の感想 by TEL

住宅地の中に残る鬱蒼と生い茂る雑木林に囲まれてそれはあります。

周辺の住宅地と世界を隔絶するかのような木々。そんなに遠くない将来に朽ちていって
しまいそうな古い日本家屋。そしてその時代の道具達。こういう雰囲気は大好きです。

崩落激しい屋内には、カレンダーこそ1972年でありますが、戦火激しい頃の昭和という
時代が色濃く残っておりました。

自然の侵食は激しいものの、人の手による破壊痕が見られず岐阜県にある例の名物件
と比肩しうる物件だと感じました。


願わくばDQNの手に落ちませんように…