名称 SS市場
所在地 ***
探索日 2004/11/23
廃墟開始日 2000年の1〜2月頃逝ったと見受けられる
分類・規模
大規模小売店舗
撮影 TEL
写真コメント pcfx


大量仕入れで価格勝負。ストックなし仕入れ日売りきり。客を集めないと成り立たない業態。



これは店名ではないが、店名も似たようなものでややこしい。



店の外にはオープン型冷蔵庫が並ぶ。これが家庭にあったら面白いかも。寒そうだが。



金・土・日はいつもより安い。休日はコンプレックスに客を取られたようだ。



こういう店では、トイレを店外に置くところが多い。



子供がここに来たがるようにするため置かれたトラップ。



ビーフンの大量在庫。米の麺は日本ではあまり人気がない。



「プリティー」という名のお茶の大量在庫。野良人さえ持っていかないその理由とは?



中部圏周辺でしか通用しない概念「お値打ち」。安物が安いのは当たり前だ。



惣菜屋は主婦の手間を省くが、最近の男は結婚という手間も省く。



物凄く長い展示冷蔵庫。大量の食品がこれでもかと並べまくられた。陳列マニア。



世間では市場価格の4割引以上を激安というらしい。



目玉商品を置いて常に顧客の関心を引きつけないと成り立たない。



客数だけが勝負の分かれ目。客単価はそう変化しない。客を取った者勝ち。



資本主義というネズミ講はいつまで耐える事ができるのか。



この店舗には2階がある。



ガランとしている2階フロア。食品以外の物も売っていた。



ここにも大量の在庫品が放置。



中身はレジャーマット。バッタ品でタダ同然で仕入れたのだろう。量が半端ではない。



刺繍入りワンピースよりTシャツの方が高い。恐るべしバッグコーナー。



¥7900が¥500。出血は致死量を超えた。



毎日毎日僕らは鉄板勝負。イヤになっちゃうよ。



物件の感想 by TEL

国道8号線沿いのスーパーマーケット。
こんな物件が残っているのが感動的。壊されたシャッターより中に入ってみた。

今では虚しく「Every day Low price」の文字が鎮座する。テンセルパンツ、\7800の
品、出血奉仕¥500・・・。出血しすぎて失血死したのかもしれない。

得体の知れないドリンクの大量の在庫や他の商品の在庫もある。野良人すら手を付け
なかったというのがちょっと気味が悪い。それとも野良人では消費できないほどたくさん
あるのか…?

中はいわゆる平面に広いスーパーで1階は白い冷蔵の陳列器が大量に並んでいた。
かつての目玉商品が並ぶであろう置場にもやっぱり商品があった。

「大創業祭」、「新米入荷」客の目を引くのぼりや手書きのポップ…。営業当時の姿を
ここまで留めての閉店。よほど慌ただしかったのだろうか。

二階へ上がるとそこは食品以外の売り場のようだ。時計売り場の痕跡、バック売り場の
痕跡。部屋の隅にかつての売り場の痕跡が僅かに残るのみで1階売り場と違ってがら
んどうだった。

ビーチやらアウトドアやらで下に引くマットのようなものが力いっぱい在庫として積んで
ある。仕入れ担当者はきっとコレが「クル」と思ったのだろう。

巨大なハコと化したスーパーのはす向かいには現役のユーストアが隆盛を誇っていた。