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名称 T工業H寮
所在地 ***
探索日 2004/11/27
廃墟開始日 平成11年6月頃電気が止まっているのでこの前後と推察
分類・規模
社宅 3階建て1棟、小学校程のグランド有り
撮影 TEL
写真コメント pcfx


全くの闇夜。団地のような建物を発見した。



ドアが開いている所がひとつ。



もうだいぶ前に電気は止まっていた。それ以来この建物には一切エネルギーが来ていない。



最近は見ることもなくなった旧式のブレイカー。



外からアンテナを無理矢理引っ張り込んだ室内。TV標準以前。



台所のシンクには蓋。意味もなく割られたガラス。



顔を洗うという専門空間。台所でも風呂でもダメな事になっている。



ガス釜が内部にあるタイプの風呂。一酸化炭素中毒に注意だ。



奥にもう一部屋あった。



床下に収納があったが、通常はこの上に畳がある。わざわざ畳を上げて出し入れしたのか。



他は入れないので帰ります・・・



物件の感想 by TEL

狭く、くねった道の上の小高い山の上に忽然とグランドが現れる。グランドには錆びた
鉄棒とブランコがあった。夢中になるテレビゲームのなかった時代の子供達にはさぞ
魅力的な空間だったことだろう。
そのグランドの奥にコンクリートの四角い建物のシルエットが闇に浮かぶ。
それが今回の物件だ。

建物に近づいていく…。もう灯る事は無いであろう外灯、雑草の生命力に押されている
アスファルト。そんな中にこのコンクリートは佇んでいる。

正面から見るといくつかある階段ごとに同じような鉄扉が各階ごとに向かい合わせに
並ぶ…。よくある私達の幼い頃の団地のイメージだ。

中の部屋の畳は上げられ、下の木製の床が露出している。残留物は何もない。
洗面所、浴室。名前も微かにしか覚えていない小学生だった頃の団地住まいの友人の
家に遊びに行った時の事を思い出す。

畳の上げられた床にぽっかりと穴が開いている。床下の収納庫だと思うが畳があった
時はいちいち畳を上げて収納していたのだろうか…?

作り付けの台所シンク、天井の電気…。何もかもが懐かしい。
この部屋を後にして、別の部屋に向かうがほとんどは入室拒否だった。
入れなかった部屋に未練を残すことなくこの物件を後にした。