カコスミタイトルはここから取った。ガラス生産の地で朽ちる色あせた看板。
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廃墟としては丁度いい朽ち具合。錆と崩壊の始まった季節。
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ガラスを溶かすための炉。レンガの色が味を出している。
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もちろん、今はもう中身は撤去されている。しかし中で食事をする気にはならない。
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大きな炉には制御装置が。旧式の制御盤にメーター。松本零士的メカ。
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巨大なイモムシのようなスポットクーラー。ガラス工場は高熱になるため、このような施設がある。
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工場内の風通しを助ける大型扇風機も、今は錆オブジェ。
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事務所は何もかも置きっぱなし。書類がかき回されている。倒産物件を最初に荒らすのは債権者。
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年度末で時が止まった。廃墟のカレンダーが止まるのは年末と年度末が多い。
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事務所には松下幸之助の巻き物があった。経営者のバイブル。
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この工場にはミュージアムも併設されていた。
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放置されたショーケース。買うと結構高い。
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ガラスのバイオリン。そのものはもう撤去されたいた。
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ごく最近作られたばかりのような美観を保ったまま閉館。
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撮影はお断りだったようだ。すいません。
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